「使徒の働き」 連続講解説教

死んだ麦粒から

使徒の働き第11章19節~26節
岩本遠億牧師
2015年4月12日

11:19 さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだれにも、みことばを語らなかった。

11:20 ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、アンテオケに来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。 11:21 そして、主の御手が彼らとともにあったので、大ぜいの人が信じて主に立ち返った。

11:22 この知らせが、エルサレムにある教会に聞こえたので、彼らはバルナバをアンテオケに派遣した。 11:23 彼はそこに到着したとき、神の恵みを見て喜び、みなが心を堅く保って、常に主にとどまっているようにと励ました。 11:24 彼はりっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。こうして、大ぜいの人が主に導かれた。

11:25 バルナバはサウロを捜しにタルソへ行き、 11:26 彼に会って、アンテオケに連れて来た。そして、まる一年の間、彼らは教会に集まり、大ぜいの人たちを教えた。弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。

8:1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。 8:2 敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。 8:3 サウロは教会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。 8:4 他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。

ヨハネの福音書
12:20 さて、祭りのとき礼拝のために上って来た人々の中に、ギリシヤ人が幾人かいた。 12:21 この人たちがガリラヤのベツサイダの人であるピリポのところに来て、「先生。イエスにお目にかかりたいのですが。」と言って頼んだ。 12:22 ピリポは行ってアンデレに話し、アンデレとピリポとは行って、イエスに話した。

12:23 すると、イエスは彼らに答えて言われた。「人の子が栄光を受けるその時が来ました。 12:24 まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。 12:25 自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。

ガラテヤ人への手紙
3:26 あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。3:27 バプテスマを受けてキリストにつく者とされたあなたがたはみな、キリストをその身に着たのです。3:28 ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つだからです。

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