「マタイの福音書」連続講解説教

神から直接の導きを受ける人生へ

マタイの福音書第2章1節〜12節
岩本遠億牧師
2019年3月17日

“イエスがヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東の方から博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」
これを聞いてヘロデ王は動揺した。エルサレム中の人々も王と同じであった。
王は民の祭司長たち、律法学者たちをみな集め、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。
彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、あなたはユダを治める者たちの中で決して一番小さくはない。あなたから治める者が出て、わたしの民イスラエルを牧するからである。』」
そこでヘロデは博士たちをひそかに呼んで、彼らから、星が現れた時期について詳しく聞いた。
そして、「行って幼子について詳しく調べ、見つけたら知らせてもらいたい。私も行って拝むから」と言って、彼らをベツレヘムに送り出した。
博士たちは、王の言ったことを聞いて出て行った。すると見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。
その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。
それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
彼らは夢で、ヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰って行った。”
マタイの福音書 2章1~12節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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“神はある方法で語り、また、ほかの方法で語られるが、人はそれに気づかない。夢の中で、夜の幻の中で、深い眠りが人々を襲うとき、また寝床の上でまどろむとき、そのとき、神はその人たちの耳を開き、彼らを懲らしめて、それを封印される。神は、人間がその悪いわざを取り除くようにし、人から高ぶりを離れさせ、人のたましいが滅びの穴に入らず、そのいのちが投げ槍で滅びないようにされる。”
ヨブ記 33章14~18節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

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