「ヘブル人への手紙」 連続講解説教

私たちの代表は完全な方

ヘブル人への手紙第5章1節〜10節
岩本遠億牧師
2018年6月17日

5:1大祭司はみな、人々の中から選ばれ、神に仕える事がらについて人々に代わる者として、任命を受けたのです。それは、罪のために、ささげ物といけにえとをささげるためです。
5:2彼は、自分自身も弱さを身にまとっているので、無知な迷っている人々を思いやることができるのです。
5:3そしてまた、その弱さのゆえに、民のためだけでなく、自分のためにも、罪のためのささげ物をしなければなりません。
5:4まただれでも、この名誉は自分で得るのではなく、アロンのように神に召されて受けるのです。
5:5同様に、キリストも大祭司となる栄誉を自分で得られたのではなく、彼に、
「あなたは、わたしの子。
きょう、わたしがあなたを生んだ。」
と言われた方が、それをお与えになったのです。
5:6別の個所で、こうも言われます。
「あなたは、とこしえに、
メルキゼデクの位に等しい祭司である。」
5:7キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔のゆえに聞き入れられました。
5:8キリストは御子であられるのに、お受けになった多くの苦しみによって従順を学び、
5:9完全な者とされ、彼に従うすべての人々に対して、とこしえの救いを与える者となり、
5:10神によって、メルキゼデクの位に等しい大祭司ととなえられたのです。

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