それからイエスが舟に乗られると、弟子たちも従った。すると見よ。湖は大荒れとなり、舟は大波をかぶった。ところがイエスは眠っておられた。弟子たちは近寄ってイエスを起こして、「主よ、助けてください。私たちは死んでしまいます」と言った。イエスは言われた。「どうして怖がるのか、信仰の薄い者たち。」それから起き上がり、風と湖を叱りつけられた。すると、すっかり凪になった。人々は驚いて言った。「風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどういう方なのだろうか。」
マタイの福音書 8章23~27節
時はいつか?
夕方になると、人々は悪霊につかれた人を、大勢みもとに連れて来た。イエスはことばをもって悪霊どもを追い出し、病気の人々をみな癒やされた。 マタイの福音書 8章16節
さて、イエスは群衆が自分の周りにいるのを見て、弟子たちに向こう岸に渡るように命じられた。 マタイの福音書 8章18節
→夜中に釣り舟で対岸に渡る
それからイエスが舟に乗られると、弟子たちも従った。すると見よ。湖は大荒れとなり、舟は大波をかぶった。ところがイエスは眠っておられた。
なぜ眠っておられたのか?
なぜ弟子たちは恐れたのか?
信仰の薄い=オリゴ+ピストス
小さい 信仰・信頼・真実
大きな信仰とは?
神が与えられた自分の存在の意味と目的を知る
→神はそれを必ず実現なさる
→現在の状況がどんなに苦しく、厳しくても、この状況が私たちを滅ぼすことはできない
→神を信頼して、この場で最善を尽くす。この場を潜り抜ける。
ちょうどそのとき、パリサイ人たちが何人か近寄って来て、イエスに言った。「ここから立ち去りなさい。ヘロデがあなたを殺そうとしています。」
イエスは彼らに言われた。「行って、あの狐にこう言いなさい。『見なさい。わたしは今日と明日、悪霊どもを追い出し、癒やしを行い、三日目に働きを完了する。しかし、わたしは今日も明日も、その次の日も進んで行かなければならない。預言者がエルサレム以外のところで死ぬことはあり得ないのだ。』
ルカの福音書 13章31~33節
弟子たちの恐れ←神が造られた存在の意味と目的を知らない
しかし、弟子たちの舟には主イエスが乗っておられた。
↓
主イエスが乗っておられる舟は決して沈まない。
↑
預言者(主イエス)がエルサレム以外のところで死ぬことは決してない。必ず十字架によって悪魔を打ち倒す=神のご計画
神が意味と目的をもって創造なさった私たちの舟には、私たちがそれを実現するまで決して沈むことはない。
私たちが自分の存在の意味と目的が分からない時、それを見失う時、
主イエスが私たちの舟に乗り込んでくださる。主イエスの存在の意味と目的が私たちの存在の意味、目的となる。
パウロの生涯
イエス・キリストの敵対者、迫害者
↓
ダマスカス城外で復活のキリストに出会う
↓
キリストの伝道者
↓
小アジア(トルコ)、ギリシャ伝道
↓
ユダヤ人たちから命を狙われる
↓
死ぬ覚悟でエルサレムに戻り、復活のキリストを証する。
↓
エルサレムが混乱、殺されかける
↓
ローマの千人隊長による救出・保護
↓
カイザリヤの牢獄に幽閉(2年間)
↓
アグリッパ王とローマ総督フェストの前で復活のキリストを証し
↓
ローマ皇帝に上訴
↓
その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」と言われた。 使徒の働き 23章11節
↓
カイザリヤからローマに向けて船で護送
↓
嵐によって船は難破
↓
乗船している全ての人が絶望
↓
“昨夜、私の主で、私が仕えている神の御使いが私のそばに立って、こう言ったのです。『恐れることはありません、パウロよ。あなたは必ずカエサルの前に立ちます。見なさい。神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます。』
ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。“ 使徒の働き 27章23~25節
↓
船は大破したが、マルタ島に漂着
↓
ローマ到着、ローマで伝道
“からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぼすことができる方を恐れなさい。
二羽の雀は一アサリオンで売られているではありませんか。そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。
あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。
ですから恐れてはいけません。あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。
ですから、だれでも人々の前でわたしを認めるなら、わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。
しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、わたしも、天におられるわたしの父の前で、その人を知らないと言います。”
マタイの福音書 10章28~33節