「マルコの福音書」 連続講解説教

あなたはどんな種を持っているか

マルコの福音書第4章26節~34節
岩本遠億牧師
2016年11月6日

地は自ずから実を結ばせる。マルコ4:28

+++

4:26 また言われた。「神の国は、人が地に種を蒔くようなもので、

4:27 夜は寝て、朝は起き、そうこうしているうちに、種は芽を出して育ちます。どのようにしてか、人は知りません。

4:28 地は人手によらず実をならせるもので、初めに苗、次に穂、次に穂の中に実がはいります。

4:29 実が熟すると、人はすぐにかまを入れます。収穫の時が来たからです。」

4:30 また言われた。「神の国は、どのようなものと言えばよいでしょう。何にたとえたらよいでしょう。

4:31 それはからし種のようなものです。地に蒔かれるときには、地に蒔かれる種の中で、一番小さいのですが、

4:32 それが蒔かれると、生長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作れるほどになります。」

4:33 イエスは、このように多くのたとえで、彼らの聞く力に応じて、みことばを話された。

4:34 たとえによらないで話されることはなかった。ただ、ご自分の弟子たちにだけは、すべてのことを解き明かされた。

創世記
2:7 その後、神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで、人は、生きたもの(生ける魂)となった。

ガラテヤ 5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、 5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。

ヨハネの福音書
15:4 わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。

15:5 わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

15:6 だれでも、わたしにとどまっていなければ、枝のように投げ捨てられて枯れます。人々は、それを寄せ集めて火に投げ込むので、燃えてしまいます。

15:7 あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたの欲しいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。

「一粒の麦が、地に落ちて死ななければ、それは一粒のままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」ヨハネの福音書12:24

関連記事