「使徒の働き」 連続講解説教

イエスこそいのちの源

使徒の働き第2章22節~36節
岩本遠億牧師
2014年7月13日

2:22 イスラエルの人たち。このことばを聞いてください。神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で力あるわざと、不思議なわざと、あかしの奇蹟を行なわれました。それらのことによって、神はあなたがたに、この方のあかしをされたのです。これは、あなたがた自身がご承知のことです。

2:23 あなたがたは、神の定めた計画と神の予知とによって引き渡されたこの方を、不法な者の手によって十字架につけて殺しました。

2:24 しかし神は、この方を死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。この方が死につながれていることなど、ありえないからです。

2:25 ダビデはこの方について、こう言っています。『私はいつも、自分の目の前に主を見ていた。主は、私が動かされないように、私の右におられるからである。

2:26 それゆえ、私の心は楽しみ、私の舌は大いに喜んだ。さらに私の肉体も望みの中に安らう。

2:27 あなたは私のたましいをハデスに捨てて置かず、あなたの聖者が朽ち果てるのをお許しにならないからである。

2:28 あなたは、私にいのちの道を知らせ、御顔を示して、私を喜びで満たしてくださる。』

2:29 兄弟たち。先祖ダビデについては、私はあなたがたに、確信をもって言うことができます。彼は死んで葬られ、その墓は今日まで私たちのところにあります。

2:30 彼は預言者でしたから、神が彼の子孫のひとりを彼の王位に着かせると誓って言われたことを知っていたのです。

2:31 それで後のことを予見して、キリストの復活について、『彼はハデスに捨てて置かれず、その肉体は朽ち果てない。』と語ったのです。

2:32 神はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。

2:33 ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。

2:34 ダビデは天に上ったわけではありません。彼は自分でこう言っています。『主は私の主に言われた。

2:35 わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまではわたしの右の座に着いていなさい。』

2:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」

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讃美歌326

1.光に歩めよ さらば深き 
  御霊の交わり 絶えずぞあらん

2.光に歩めよ さらばまたと
  この世の汚れに 染まずぞあらん

3.光に歩めよ さらば暗き
  谷間を行くとも 安くぞあらん

4.光に歩めよ さらば墓も
  朽ちざる栄の 門(かど)とぞならん

5.光に歩めよ さらば消えぬ
  光の御神は 心に増さん

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