「ルカの福音書」 連続講解説教

ルカの福音書講解(48)小さい者を受け入れる心

ルカの福音書第9章46節~48節
岩本遠億牧師
2012年9月2日

9:46 さて、弟子たちの間に、自分たちの中で、だれが一番偉いかという議論が持ち上がった。

9:47 しかしイエスは、彼らの心の中の考えを知っておられて、ひとりの子どもの手を取り、自分のそばに立たせ、

9:48 彼らに言われた。「だれでも、このような子どもを、わたしの名のゆえに受け入れる者は、わたしを受け入れる者です。また、わたしを受け入れる者は、わたしを遣わされた方を受け入れる者です。あなたがたすべての中で一番小さい者が一番偉いのです。」

 9:43 人々はみな、神のご威光に驚嘆した。イエスのなさったすべてのことに、人々がみな驚いていると、イエスは弟子たちにこう言われた。

  9:44 「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます。」

  9:45 しかし、弟子たちは、このみことばが理解できなかった。このみことばの意味は、わからないように、彼らから隠されていたのである。また彼らは、このみことばについてイエスに尋ねるのを恐れた。

マルコ10:13 さて、イエスにさわっていただこうとして、人々が子どもたちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちは彼らをしかった。

10:14 イエスはそれをご覧になり、憤って、彼らに言われた。「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。

10:15 まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。」 10:16 そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。

関連記事