「使徒の働き」 連続講解説教

人の基準を超える

使徒の働き第15章36節~第16章5節
岩本遠億牧師
2015年7月26日


15:36 幾日かたって後、パウロはバルナバにこう言った。「先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか。」

15:37 ところが、バルナバは、マルコとも呼ばれるヨハネもいっしょに連れて行くつもりであった。

15:38 しかしパウロは、パンフリヤで一行から離れてしまい、仕事のために同行しなかったような者はいっしょに連れて行かないほうがよいと考えた。

15:39 そして激しい反目となり、その結果、互いに別行動をとることになって、バルナバはマルコを連れて、船でキプロスに渡って行った。

15:40 パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。

15:41 そして、シリヤおよびキリキヤを通り、諸教会を力づけた。

[ 16 ]

16:1 それからパウロはデルベに、次いでルステラに行った。そこにテモテという弟子がいた。信者であるユダヤ婦人の子で、ギリシヤ人を父としていたが、

16:2 ルステラとイコニオムとの兄弟たちの間で評判の良い人であった。

16:3 パウロは、このテモテを連れて行きたかったので、その地方にいるユダヤ人の手前、彼に割礼を受けさせた。彼の父がギリシヤ人であることを、みなが知っていたからである。

16:4 さて、彼らは町々を巡回して、エルサレムの使徒たちと長老たちが決めた規定を守らせようと、人々にそれを伝えた。

16:5 こうして諸教会は、その信仰を強められ、日ごとに人数を増して行った。

関連記事