「ヘブル人への手紙」 連続講解説教

失ってはいけないフリーパス

ヘブル人への手紙第10章26節〜39節
岩本遠億牧師
2018年9月23日

10:26もし私たちが、真理の知識を受けて後、ことさらに罪を犯し続けるならば、罪のためのいけにえは、もはや残されていません。 10:27ただ、さばきと、逆らう人たちを焼き尽くす激しい火とを、恐れながら待つよりほかはないのです。 10:28だれでもモーセの律法を無視する者は、二、三の証人のことばに基づいて、あわれみを受けることなく死刑に処せられます。 10:29まして、神の御子を踏みつけ、自分をきよめた契約の血を汚れたものとみなし、恵みの御霊を侮る者は、どんなに重い処罰に値するか、考えてみなさい。 10:30私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。」、また、「主がその民をさばかれる。」と言われる方を知っています。 10:31生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいことです。
10:32あなたがたは、光に照らされて後、苦難に会いながら激しい戦いに耐えた初めのころを、思い起こしなさい。 10:33人々の目の前で、そしりと苦しみとを受けた者もあれば、このようなめに会った人々の仲間になった者もありました。 10:34あなたがたは、捕えられている人々を思いやり、また、もっとすぐれた、いつまでも残る財産を持っていることを知っていたので、自分の財産が奪われても、喜んで忍びました。 10:35ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。 10:36あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
10:37「もうしばらくすれば、
来るべき方が来られる。おそくなることはない。
10:38わたしの義人は信仰によって生きる。
もし、恐れ退くなら、
わたしのこころは彼を喜ばない。」
10:39私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。

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