マルコの福音書第13章28節〜37節
岩本遠億牧師
2017年11月12日
13:28 いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
13:29 そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
13:30 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
13:31 この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
13:32 ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。
13:33 気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。その定めの時がいつだか、あなたがたは知らないからです。
13:34 それはちょうど、旅に立つ人が、出がけに、しもべたちにはそれぞれ仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目をさましているように言いつけるようなものです。
13:35 だから、目をさましていなさい。家の主人がいつ帰って来るか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、わからないからです。
13:36 主人が不意に帰って来たとき眠っているのを見られないようにしなさい。
13:37 わたしがあなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。目をさましていなさい。」
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イエス・キリストの遺言
「わたしは、十字架に架けられるが甦る。そして、もう一度この地に来る」
大苦難の時代→キリストの再臨&世の終わり
=キリストの選びの民(キリストのしもべたち)をキリストが集める時
=キリストの選びの民にとっては希望の時
どのようにしてその時に備えるのか?
×果報は寝て待て?
13:34 それはちょうど、旅に立つ人が、出がけに、しもべたちにはそれぞれ仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目をさましているように言いつけるようなものです。
主人がしもべたちに権威を与え、一人一人に主人の働きを与えて…。
主人のこの地における働きは終わっていない。
なぜ、主人は働きが終わっていないのに旅に出るのか?
しもべたちに主人自身の働きを行わせるため。
=しもべたち一人一人を小さなキリストとする
キリストの権威を分け与えて、それを遂行さる
=神の国をこの地に満たす
しもべたち一人一人を小さなキリストとする
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」
「だから目をさましていなさい。」
「目をさましている」とは?
誘惑に引き込まれないように祈り続けること
サタンの誘惑=高慢・罪→キリストを否定=私たちを祈れなくする
聖徒たち(しもべ仲間)のために心を尽くして祈り続けること
エペソ人への手紙
6:18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。
6:19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。
6:20 私は鎖につながれて、福音のために大使の役を果たしています。鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。
イザヤ書
42:1 見よ。わたしのささえるわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしが選んだ者。わたしは彼の上にわたしの霊を授け、彼は国々に公義をもたらす。
42:2 彼は叫ばず、声をあげず、ちまたにその声を聞かせない。
42:3 彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことをもって公義をもたらす。
42:4 彼は衰えず、くじけない。ついには、地に公義を打ち立てる。島々も、そのおしえを待ち望む。
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「主イエスの愛の手が」 作詞・作曲 岩本遠億 編曲 KANKI(岩本歓喜)
主イエスの愛の手が この地をつつむ
一羽の雀さえ 主は守られる
傷ついた葦を折ることなく
ほの暗いほのお消すことなく
主は地に造られる 神の国を
この地に満たされる 神の国を